『バックステップパスの物理法則』 リバースデラヒーバ編

パスガード

BJJLABから2022.9.24発売されたイゴール・タナベ選手の教則『Ninja Style Guard Passing~リバースデラヒーバガード完全攻略術~』に収録されているバックステップパスを分析しました。

※発売元のBJJLAB様から許可を得て記事を書いています。

イゴール・タナベ選手は2022年度の全日本柔術選手権大会黒帯階級・無差別ダブルゴールド🥇の実力者で今回初めての教則が発売されました。

リバースデラヒーバガードに対するバックステップパスの一連の流れ

リバースデラヒーバに対するバックステップパスを分析

自分の右手は相手の左足の裾を袋取りで拳を相手の左脛に押し付けるようにグリップします。

上腕三頭筋を使って自分の右肘を伸ばして上腕と前腕を一直線になるようにすることでつっかえ棒のように作用するため相手は左脚でフレームを作ることができなくなりパスのリカバリーできない状態にしておきます。

自分の左手は相手の右首越しに背中の真ん中の道着をグリップして相手の右顎の下に自分の左肩を押し付けて左の広背筋と自分の体重で相手の上半身を固定します。

ブリッジのような強い力が必要な動作は首が上を向きかつ捻られた状態で固定されると力が入らなくなりできなくなります。

自分の左膝を相手の右前腕に押し付けた状態で腰をきると相手の右手のグリップをカットすることができます。

相手の右脚はグリップが無くフリーの状態なので自分の右腰と相手の右腹部に隙間に相手の右膝を差し込まれるとリカバリーされてしまうので1度ノースサウス方向に時計回りで少しだけ移動してから押さえ込みます。

相手の首にプレッシャーを掛けたまま右前方に押して相手の両脚を遠ざけてからサイドポジションに移行してキープします。

押さえ込む時も相手の右腹部と自分の右腰に隙間ができると相手の右膝が入ってきてリカバリーされてしまうので自分の右膝で入ってこないようにブロックしておきましょう。

最後に

イゴール・タナベ選手の教則『Ninja Style Guard Passing~リバースデラヒーバガード完全攻略術~』にはバックステップパスからバックテイクするテクニックも収録されています。

ポラリスでトミー・ランガカー選手からバックテイクしたテクニックです。

⬇️トミー・ランガカー選手

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