高橋サブミッション雄己選手がYouTubeチャンネル『パスガードフィットネス』でストレートフットロックを紹介してくれたので分析します。
ストレートフットロックを極めている状態
ストレートフットロックの分析
相手の左脛の中央付近を自分の右脇でキャッチした場合は右脇を開けたり閉じたりしながら相手の左足首の近くまで調整していきます。
自分の右手のひらを自分の左脇腹にカップして固定します。
次に腕を組むようにクラッチします。自分の右手首を小指側に曲げて自分の左前腕に押し付けます。
自分の左手首は小指側に曲げて相手の左脛に押し込むと自分の右脇で相手の左足を強力に挟んで固定することができます。
自分の左右の手のひらを合わせてクラッチを組みます。右手の小指側を下から左手で支えるように組むとクラッチを支点に相手の左足を右の大胸筋を使って強力に締め上げることができます。
自分の右脇腹を使って相手の左つま先を外側に捻るプレッシャーをかけます。
捻ることで相手の左足の三角靭帯にプレッシャーをかけることができます。
捻らずに真っ直ぐプレッシャーをかけると足関節の前に負荷がかかります。
足首の前には足首を曲げる筋肉が走行しているため三角靭帯よりも丈夫な構造になっているため極めにくいです。
自分の体重+大殿筋の力をかけることができれば極めることは可能です。(後述)
そのまま極める場合は自分の右踵を相手の左股関節の付け根に引っ掛けます。
自分の左足の甲で相手の左裏ももにフックを掛けて相手の左股関節を固定します。
自分の右踵を支点にして右大殿筋を使って自分の右股関節を伸ばすと極まります。自分の股間を突き出すイメージで力を入れると極めやすいです。
相手が左側に向いてきた場合は自分の左足を相手の左股関節の前に当てます。
自分の左足を支点にして自分の股間を突き出します。
相手が横向きになっている為自分の右お尻を床から浮かせると下半身の体重を使って三角靭帯にプレッシャーをかけることができるので効率的に極めることができます。
シングルエックスから外掛けで極める場合は自分の左肘と前腕で上半身を支えて反時計回りに移動してから股間を突き出すと強烈に極まります。
外掛けは膝を怪我する可能性があります。ルールによっては反則の場合があるので注意しましょう。ギありのIBJJFルールでは反則です。
最後に
サドルポジションから逆足のストレートフットロックはこちらをご覧下さい。
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