ダースチョークの物理法則

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この記事を読むとダースチョークの極め方がわかります。

R4.5.20
ゲイリー・トノン🆚タイ・ルオトロでタイ・ルオトロ選手が極めた技がダースチョークです。

AbemaTVで解説を務めていた岩本健汰選手の『がぶりからのダースチョーク』の解説動画はこちら

『がぶりからダースチョーク』岩本健汰の公園柔術

ダースチョークの2種類の極め方を分析します。

『岩本選手のように左足の裏をマットに押し付けて左の前腕を首に食い込ませて極める方法』

右側

前方

左側

後方

下から

自分の首を右に向けて左耳を相手の肩の後ろにつけると左の僧帽筋が緩むため左腕を深く差し込むことができます。左を向いてしまうと逆に左の僧帽筋が伸ばされるため左腕を深く差し込むことができません。

自分の左手は右肘に挟みます。自分の右手を相手の右肩甲骨の後ろに手のひらを当てて右肘がしっかりと曲げることで相手の首に自分の左前腕の食い込ませることができます。

相手の右肩を自分の両腕で作った輪っかからずらして外します。相手の右上腕を相手の右首にくっつけて固定すると極めやすくなります。

自分の左足の裏をマットに押し付けると右膝に乗っていた体重が左足の裏に移動するため右膝を内側にずらすことができるようになります。

右膝を内側にずらして時計回りのモーメントを発生させます。力をほとんど使わず自分の体重を乗せて自分の右前腕を相手の首にさらに食い込ませることで左頸動脈が圧迫され絞め落とすことができます。

『タイ・ルオトロ選手のように相手の脚を絡めて前腕を首に食い込ませて極める方法』

後方

頭側

前方

お尻方向

下から

相手の右膝裏に自分の左ふくらはぎに引っ掛けることで相手が時計回りに逃げることができなくなります。この状態で左大殿筋を使って左股関節を伸ばして相手の首に自分の左前腕が食い込ませることで極めることができます。

自分の右ふくらはぎで相手の右ふくらはぎを引っ掛けることができると右大殿筋も使えるようになるのでより強く絞めることができます。

絞め方の違い

後に説明した方法との違いは自分の体重を使って縦方向に相手の頸動脈を圧迫する方法です。

脚を絡めて相手の動きを止めて自分の大殿筋を使って水平方向に相手の頸動脈を圧迫する方法です。

個人的には前者の方が体重を使うので楽です。脚の長さや体重によって合っている方法を選択しましょう。絞め比べてみるとおもしろいです。

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最後に

そもそも『落ちる』ってどういう原理?という方はこちらの記事をご覧ください。

ギロチンチョークはこちらをご覧ください。

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