三角絞めの物理法則

サブミッション

この記事はBJJLABから発売された橋本知之選手の教則『三角絞めの教科書』に収録されているテクニックを一部紹介しています。

(※BJJLAB様より許可を得て記事を書いています。)

三角絞め

キャッチした状態から三角絞めの極めまでを分析します。

相手の頭が上がらないように相手の頭を両手で抱えます。

自分の右脛を左手でカップします。カップする位置は後で左脚を組めるような位置に設定します。

自分の右膝の位置は相手の頭より上になるように設定すると頭が上がりにくくなります。

相手の左の頸動脈に自分の右大腿があたるように調整します。

自分の右足で相手の右骨盤を蹴って角度を調整します。

少し角度をつけたら相手の左脇を自分の右手で掬って45°程度の角度を付けます。

角度をつけることで自分の右大腿が相手の左の頸動脈に深く食い込むので極まりやすくなります。

自分の右脚を左脚に組みます。右の足首を曲げておくことでしっかりとクラッチを組むことができます。

左の足首も曲げておくと腓腹筋に力が入りやすくなるため左膝を曲げやすくなります。

大殿筋を使って自分の股関節を伸ばしてブリッジして相手の右腕を流す空間を作ります。

自分の左の掌で相手の右肘を押して相手の右腕を流します。

腕を流すことによって相手の左の頸動脈は自分の右大腿に圧迫され、右の頸動脈は相手の右肩で圧迫することができるので相手を失神させることができます。


頸動脈洞には圧力を検知するセンサーがあり、高圧を検知すると脳を守るため自律神経から心臓に血圧を下げるように信号を送る反射が起こり失神します。

喉仏の横にあるここをピンポイントで狙いましょう。

相手の右腕が流れたら再度角度を作り直して両手で自分の右膝を抱えて極めます。

教則ではクローズガードからキャッチする方法や腕を流さずに極める方法などのテクニックが収録されています

橋本知之選手のツイート

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