結論:広背筋を使って絞め落としましょう。
相手の首を自分の左脇でできるだけ深く抱えると相手の右の頸動脈を圧迫しやすくなります。
↓(床側からの視点)
自分の左前腕の手首に近い部分を相手の右の首の横にあてます。ギロチンチョークは首の横にある頸動脈を圧迫して反射を利用して落とすので首の横を狙います。前には気管があり圧迫すると窒息死のリスクがあるため危険です。
チョークで落ちる理由を詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
左手の甲を右手で親指を絡めずに4本の指でクラッチします。肘を軸として遠い位置でクラッチすることで『てこの原理』で強く絞めることができます。
左の手首はクラッチしません。
極める時は左広背筋を使って自分の左肩を下げて左脇を絞めます。
クラッチしている自分の右手は右広背筋を使って右肘を後ろに引いてさらに強く絞めます。
背骨の左側の筋肉を使って体を相手の頭側に曲げると相手の頸動脈を強烈に圧迫することができます。
極める時に自分の左の肩を上げてしまうと左の広背筋が使えないので腕の筋肉だけで絞めることになるので筋肉の使い方としては効率が悪いです。
左の腸腰筋と前脛骨筋を使って自分の左の足首が相手の左太ももに引っ掛けます。
右のハムストリングスを使って自分の右膝を曲げてふくらはぎを相手の右腰に引っ掛けます。
この両脚が引っ掛かっていることで相手は自分が体を横に曲げる動きに合わせて首が絞まらないように体を左側移動させてエスケープすることができません。
首が捻られて危険な感じがしますがこの位置関係であれば首の前にある気管の圧迫を避けつつ首の骨の横方向への捻りが適度で頚髄を損傷するような状態ではありません。
ツイスターのような捻り方は危険です。
ただしギロチンチョークでも明らかに体重差がある場合は危険ですので注意しましょう。
自分がギロチンチョークを仕掛けられたら相手体重が重い場合や首が強く横に捻られている場合は耐えずに早めにタップしましょう。
最後に
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