前回は相手が自分の横から接近してきた場面からガードに戻す方法を解説しました。
今回はさらに相手が接近した場合からガードに戻す方法を解説します。
橋本知之選手が解説している動画です。
自分の両肘を伸ばした状態で相手の左肩を止めている場合
自分の両肘を伸ばして相手の左肩を止めている状態だと上腕と前腕がほぼ直線になり掌側からの強い力がかかっても自分の両肩から力が床に抜けるので上腕三頭筋が働いていれば肘が曲がるモーメントは発生しにくくなります。
両腕で距離を保つことができたら相手の左肩に自分の左脚を回してつけます。
自分の左足の裏を相手の左肩に当てることができれば相手は距離を詰めることが出来なくなるため自分の右側からのパスは難しくなります。
自分の右足で相手の左骨盤に当てて右大殿筋を使うことに加えて左脚を大きく回した遠心力でお尻を軸とした時計回りのモーメントを発生させ相手の正面に戻ります。
自分の両肘が曲がるぐらい相手が接近した場合
両肘が少しでも曲がっていると上腕三頭筋が働きにくくなり、相手のプレッシャーに負けてパスされてしまうのでエビをして相手との距離を作って自分の両肘を伸ばしてフレームを作ります。
エビをする時は左足先を左のお尻にできるだけ近づけて足先で床を蹴って自分のお尻を遠くに移動させます。
自分の両肘を伸ばすことができたら左脚を相手の左肩に回してガードに戻します。
最後に
先日のパン選手権で橋本知之選手がメイハン選手のパスをガードリテンションで封じ込めていました。惜しくもアドバン1差で負けてしまいましたが素晴らしい試合でした。
橋本知之選手の教則『ガードリテンションvol.2』が4月中に発売予定です。
vol.1は300本が2日で完売した大人気の教則です。vol.2はさらに入手困難になる可能性が高いためTwitterで逐一チェックしてぜひ購入しましょう。
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