今回はジエゴ･エンリケ選手の最新教則『ワンレッグエックスの入門書』で紹介されているテクニックを分析します。
(※発売元のBJJLAB様の許可を得て記事を書いています。)
紹介するテクニックは『遠い袖を掴むデラヒーバ→ワンレッグエックス』です。
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『ワンレッグエックスのエントリー』
自分の右手はグリップがない状態のデラヒーバガードです。
自分の右足を相手の左太ももにあてると相手は左手で自分の右足の裾をグリップしてくるので相手の左手の袖をグリップします。
右の広背筋を使って自分の右手で相手の左の袖を引っ張ります。
同時に右大腿四頭筋を使って自分の右膝を伸ばすと相手の握力より遥かに強いせん断力が発生するため簡単に相手のグリップカットができます。
自分の右足で相手の左太ももを蹴ると右股関節が伸ばされて右の腸腰筋が筋力を出しやすくなるため、自分の右脚の重さも利用して自分の上体を起こすことができます。
自分の体を右へ倒すと相手の右脚に乗っていた体重が左脚へ移動して右足が床から浮きます。自分の左手は相手の右足の裾をグリップしているのでコントロールできます。
デラヒーバフックをかけている自分の左足を時計回りに回旋させて外側から相手の右腰にあてます。
自分の右足の甲を相手の左お尻にあて、そこを支点にして自分の股関節を内側に捻ると右膝で相手の右太ももの内側にプレッシャーをかけるとワンレッグエックスガードにエントリーすることができます。
最後に
ワンレッグエックスガードについては過去の記事で詳しく書いていますのでそちらもご参照ください。
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