柔術と捻挫

怪我

この記事を読むと足首を捻挫した時の対処と柔術での再発防止方法がわかります。

捻挫した時の応急処置と理由

足がグギっとなってしまった‼️

そんな時は

冷して圧迫して挙上して安静にする必要があります。

ただ冷やすだけでは不十分です。

これらの処置は患部が腫れないようにするために行います。

腫れてしまうと患部の血管が圧迫されて栄養や酸素が届きにくくなり回復が遅れます。競技復帰にも影響します。

足首の捻挫の場合は前距腓靭帯が伸びるあるいは損傷・断裂しているため損傷の程度や処置の遅れで内出血が酷くなる場合があります。

怪我をした直後はアドレナリンで痛みに鈍くなっており、腫れていない事で無理して競技を続行する人がいますがやめておいた方がいいです。腫れは翌日にピークを迎えるのでこのタイミングが1番痛いです。

骨折の可能性もゼロではないので整形外科の受診をおすすめします。

受傷して数日間はできる範囲で足を心臓よりも高く挙げて過ごすようにしましょう。

足を挙げた状態で教則を観ながら競技復帰の日を待ちましょう。

足は28個の骨で構成されており、一つ一つの骨同士が関節をつくることでしなやかに運動することができます。

腫れると十分に動かせなくなります。

腫れが酷い場合は腫れがひいた後も小さな関節同士の動きが悪くなっているため元に戻るのに時間がかかってしまいます。

腫れを管理することは早く競技に復帰するためには重要なことです。

捻挫後のリハビリ

捻挫後は前距腓靭帯が伸びている、あるいは損傷しやすい状態になっているので長・短腓骨筋を鍛えることで補強する必要があります。

筋トレは腫れがひいてから行います。

右足であれば足首を時計回りに回すだけでも鍛えることができます。痛みがある場合は無理せずできる範囲で行いましょう。

柔術でのリハビリ目標

①足首を踏みつけられても大丈夫
②極まってないトーホールドを耐えられる
上記が柔術で考えられる前距腓靭帯にストレスがかかる場面です。

スパーリング再開時には怪我していることを相手に伝えて配慮してもらいながら焦らずに競技復帰していきましょう。

保護のためにサポーターを使用も検討する必要があります。柔術の動きを考慮すると制限しすぎないものを選んだほうがいいです。

固定力のあるサポーターだと怪我のリスクは下がりますが同時に競技に必要な可動性も制限されるのでスポーツ用品店で試着してから購入することをおすすめします。

最後に

読んで頂いてありがとうございます。

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