リバースデラヒーバガードの物理法則

ガード

この記事はBJJLABから発売された橋本知之選手の教則『リバデラ2.0』に収録されている技術を一部紹介しています。

(※発売元のBJJLAB様の許可を得て記事を書いています。)

リバースデラヒーバガード(略してリバデラ)

リバデラはデラヒーバガードを解除されて自分の右脚を跨がれた時によく使います。⬇️こんな時‼️

右脚を跨がれた状態は右脚のフレームが弱くなっているのですぐにオープンガードやリバデラに移行する必要があります。

自分の右脚は相手の右脚に巻き付けて相手の右腰に自分の右足首でフックを掛けます。

フックが掛かっていることで自分の右大腿四頭筋を使って右膝を伸ばして相手の腰を止めることができるのでニースライスパスを仕掛けることができなくなります。

自分の右足がワインのコルク抜きのように相手の右腰に食込みます。

相手の右脚に隙間なく巻き付けましょう。

自分の左足裏は相手の右肩にあててフレームとして使います。

自分の左手は相手の左襟をグリップします。

基本的に自分の左腕はロングステップパスなどの相手の距離をつめるパスを防ぐために突っ張り棒の様に相手との距離を保つ目的で使います。

自分の右手は相手の左袖をグリップして自分の右襟をやズボンをグリップされないようにコントロールします。

相手の左手で自分の右襟をグリップされると相手の股下に潜ることができなくなるので要注意です。

相手をスイープするには相手が体重を支えている点を結んだ範囲の外に相手の重心を移動させる必要があります。

⬇️右襟をグリップされていない場合

⬇️右襟をグリップされている場合

相手が左手で自分の右襟をグリップしていると左手を使って体を支えることができるためスイープしにくくなります。

ジェンガが崩れるのと原理は同じです。

この状況で自分の右手で相手の左足をカップすると自分の右襟をグリップされることに加えて、以前記事にしたイゴール・タナベ選手のバックステップパスの餌食になります。

⬇️バックステップパス

バックステップパスはこちらをご覧下さい。

教則にはこの記事で紹介しきれなかった細かなテクニックやキス・オブ・ザ・ドラゴン、後転スイープが収録されています。

橋本知之選手のツイート

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