デラヒーバガードの物理法則

ガード

橋本知之選手のデラヒーバガードの解説動画です。

タイトなデラヒーバを作るコツ

『デラヒーバガード』

【解説】

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自分の右手で相手の右襟グリップを矢印方向に引き寄せることで相手の右脚に体重を移動させることができます。

相手の右襟にぶら下がるように意識すると自分の体重を使って相手のバランスを崩せるので効率的です。

左中殿筋・大腿筋膜張筋で自分の左膝を内側へ捻ることで相手の右膝も内側に捻られ右足先から右踵に体重が移動します。

【中殿筋】

【大腿筋膜張筋】

相手の右襟をグリップしてぶら下がり相手を前傾姿勢にしようとすると相手は嫌がって体重を後方に移動させます。そのタイミングで自分の左膝を内側に捻るとともに左膝を伸ばすことで自分の左足の外側で相手の右股関節の前を強烈に押し込みます。

クランクを回すイメージ

自分の左膝を伸ばすと左手でカップした相手の右踵を支点に右後方へのモーメントが発生。相手を右後方に崩しやすくなります。

この後、相手は座ってくる場合や左足をステップバックして耐えてくる場合などシュチュエーションによってデラヒーバガードをしている側が選択するべき有効なアタックが相手のリアクションで決まります。

デラヒーバガードのメリット

デラヒーバガードは作ることができれば相手は右襟のグリップのカット、デラされてる脚の解除、デラと逆側の脚を跨ぐなどのいくつかの工程を経てアタックする必要があるため非常に有利なポジションです。

デラヒーバガードの注意点

デラヒーバガードをかけた側もかけられた側のどちらもハムストリングスが弱いと膝の前十字靭帯の断裂するリスクが高いガードです。

大腿四頭筋よりハムストリングスの筋断面積が60%以下は損傷のリスクが高まるという報告があります。

ハムストリングスが弱くなかったとしても大腿四頭筋が強すぎると膝関節を伸ばす筋肉と曲げる筋肉の強さのバランスが悪くなることで膝関節が不安定になり、前十字靭帯断裂の可能が高まるということです。

デットリフトやノルディックハムストリングスなどの種目でハムストリングスをしっかり鍛えて前十字靭帯断裂を予防しましょう。

デラヒーバガードのおすすめの教則

橋本知之選手の教則「デラヒーバ大学」です。令和4年4月21日発売‼️

令和4年5月31日まで販売とのことですがひとつ前にリリースされた教則は2日で300本が完売になるほどの人気なのですぐに買うことをおすすめします。

ベリンボロ、クラブライド、二ースライスパス、スマッシュパスなど幅広く学びたい方は「De La Riva 66」がおすすめです。様々なシチュエーションに対するアタック方法やデラヒーバガードで相手の膝と自分の膝を噛み合せる方法などなど目からウロコですごく良い教則です。

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最後に

読んでいただいてありがとうございました。

他にも片襟片袖ガード・ワンレッグエックスガードの物理法則の記事も書いているので暇つぶしにどうぞ。

片襟片袖ガードの物理法則

ワンレッグエックスガードの物理法則

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