アンドレ・ガウヴァオンのトレーニング

トレーニング

ガウヴァオンのトレーニングを徹底分析します。

Andre Galvao Conditioning Training forBJJ | Muscle Madnessより引用

Andre Galvao Conditioning Training for BJJ | Muscle Madness

世界大会で88kgながら無差別級優勝してしまう超人です。

ガウヴァオンはウエイトトレーニングを主軸に柔術に重要な筋肉と使い方を意識して鍛えています。

種目

ハイバースクワット

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大腿四頭筋のトレーニング
重りを使うことで自分の体重を超える負荷をかけることができるため無差別級で戦うには必要な種目です。

無差別級が体重を使いパスしようとしてくるためガードで脚を効かせるためには強力な大腿四頭筋が必要になります。

ハイクリーン(パワークリーン)

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大殿筋の瞬発力
ハイクリーンはウェイトを使用して大殿筋の瞬発力を鍛える種目です。特に技術が必要で初心者が高重量で行うには危険な種目ですのでスクワット•デッドリフト•ベンチプレスに慣れてから挑戦してみましょう。

ウェイトトレーニングで素早く動かす種目は少ないので柔術に適した種目です。

ボックスジャンプ

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大殿筋の瞬発力
個人的にはスイープを目的とした場合、お手軽にできる最強の種目です。

ベンチプレス

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大胸筋のトレーニング
「ベンチプレス柔術に意味が無い」論争が勃発した種目です。
個人的には接近する相手を両手で距離を取ることを強化したいのであれば選択する種目です。

プッシュアップ

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大胸筋のトレーニング
ベンチプレスとの差別化を考えるなら素早く行う必要があります。ベンチプレスより安全性が高いのがメリットです。

ダンベルフロントランジ

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大殿筋のトレーニング
ボックスジャンプに並んでスイープ強化には必須種目です。大殿筋が弱いとスイープができません。

ベントオーバーロー

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広背筋のトレーニング
ベースキープには必要な種目ですがフォームにコツが必要です。腰痛がある方にはチンニングをおすすめします。

四つ這い歩き

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大胸筋のトレーニング
柔術は自分と相手の体を操作する競技ですので負荷そのものに人を使うのは合理的です。負荷はヤバいです。

レッグエクステンション

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大腿四頭筋のトレーニング
股関節が固定されているため大腿四頭筋を追い込むには良い種目です。力の弱い初心者やバーベルスクワット後にさらに追い込みたい方にはおすすめです。

エビ(チューブあり)

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大腿四頭筋のトレーニング
柔術そのものの動きに負荷をかける方法は合理的です。ゆっくりと重いウェイトを挙げれる能力は競技で素早く動く場面で活かされないケースもあります。

サイドレイズ

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三角筋のトレーニング
キスオブザドラゴンで相手の股下に潜る際は三角筋を使います。

柔術着ケーブルローイング

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広背筋•握力のトレーニング
ダブルガードで相手を引き寄せる場面、特にベリンボロには有効な種目です。
広背筋をいくら鍛えてもグリップが切れてしまっては意味がありません。握力も鍛えられるためバランスの良い種目です。

柔術着チンニング

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広背筋•握力のトレーニング
スポーツジムに行かなくてもぶら下がれるところがあればできるのでやりやすい種目です。ベリンボロで回転する時は広背筋を使います。

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最後に


正しいフォームで目的の筋肉に効かせるには技術が必要です。

凄いのは柔術だけではないです。

独学では難しいので柔術に精通した専門のトレーナーが付いたのがわかるトレーニング内容です。

同じ階級ではなく自分よりも体の大きな選手を想定したウエイトトレーニングを徹底しなければ88㎏で無差別級を制することはできなかったでしょう。

読んでいただいてありがとうございました。

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