ハファのトレーニングを徹底分析します
Rafael Mendes workout session for ADCC 2011 | Art of Jiu Jitsu Academyより引用
念の為説明しますがハファエルメンデスは柔術世界大会を連覇しまくったレジェンド柔術家です。
「HIIT（ヒット/ヒート）」
High-Intensity Interval Training（ハイ・インテンシティ・インターバル・トレーニング）
複数の種目を順番に全力で取り組むしんどいやつです。
もはやスパーリングではハファを息切れさせる強者はいないためピッタリの練習法ですね。
HIITは一般的な有酸素運動の数倍の脂肪燃焼効果があるとの研究報告があります。
脂肪を削ぎ落とす時期には効果的です。
ハファのHIITは柔術に必要な要素を分解して種目にしています。
種目
①パメリング
②ボールプッシュアップ
③立ち幅跳び
④ダンベルショルダープレス
⑤チューブトレーニング(上腕三頭筋)
⑥タックル
⑦ラインジャンプ
⑧バービー(タックル切り)
パメリング
レスリングではお馴染みの練習ですね。腋の差し合いは基本です。
ボールプッシュアップ
大胸筋の筋力トレーニング
ボトムで胸と胸を付けられないように相手と距離をとる時
クロス二ーパスで相手の不安定な骨盤を抑える時
に効果があります。
立ち幅跳び
大殿筋の瞬発力強化
スイープで相手を自分の頭方向へ浮かせる時
タックルで相手の懐に素早く入る時
に効果があります。
ダンベルショルダープレス
三角筋の筋力トレーニング
スイープで相手を自分の大殿筋の瞬発力で浮かせた後に自分の頭上に持ち上げて潜る時
チューブトレーニング(上腕三頭筋)
ベースをキープしつつ相手がグリップした袖をカットする時
タックル
これは基本の練習ですね。ハファのタックル滑らか！！
ラインジャンプ
大殿筋の瞬発力強化
草刈りで相手を後方に倒す時
ダブルガードで相手蹴って距離をとる時
バービー(タックル切り)
下半身に捻りが加わっているためシングルレッグタックルのディフェンスを想定した実戦的なドリルです。
最後に
どんなシュチュエーションで使う動きなのか確認してから動画を観ると面白いですよ。
実際に同じメニューでやったら死ぬほどハードでした。
ぜひ皆さんもハファと同じトレーニングで世界王者を感じてみてください。
読んでいただいてありがとうございました。
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